一般C3八九十

レース展開

ドキドキラヴが全馬を引き連れる形、そのあとを追走するリンピッドドラゴン

主導権を奪ったのはドキドキラヴ。後続を1馬身ほど離して一団を牽引。単独の2番手にリンピッドドラゴンが続く。その後ろ、マモルモセメルモが3番手の絶好位につける。その直後、セイウングーノネは好位を確保。先団後ろのポジションに付けたのはラストムーン。その1馬身後ろ、フォールズマウスは中団前目。ケイティズリングは中団馬群の真ん中あたりを追走。モンタージュは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、カイウンハヤブサが9番手。シキブは後方5番手で前方各馬の出方をうかがう。後方5番手で腰を据えて運ぶのはコメシャワーとタケノメジャー。後方2番手の位置でひっそりと力をタメるのはスリーゴールド。最後方にプリンセスカナがいる隊列で最初のコーナーを通過。

スリーゴールドが戦前の低い評価を一笑に付す様な渾身の走りで先頭ゴールを果たす

先頭はドキドキラヴでリードは1馬身。単独の2番手にリンピッドドラゴンが続く。その後ろ、マモルモセメルモが3番手。その直後、セイウングーノネが4番手。1馬身離れて、フォールズマウスが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、7番手から抜け出したのは2番人気のカイウンハヤブサ。そのまま押し切る態勢だったが、後方2番手にいた12番人気のスリーゴールドが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた12頭をごぼう抜きし、最後は後続に2馬身の差をつけてトップでゴールに入った。2着には、中団の位置から持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いた2番人気のカイウンハヤブサが続き、2着と半馬身差の3着には、後方4番手の位置から息の長い末脚を発揮したコメシャワーが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団で直線を迎えた11番人気のケイティズリングが入線、さらに1馬身差の5着には、最後方にいたプリンセスカナが食い込んだ。1番人気のセイウングーノネは好位にいたが失速して9着に敗れた。