’88ジョッキーズグランプリ

レース展開

オンワードミズーリが端に立つ展開、そのすぐ後ろに続くグレーエクスプレス

オンワードミズーリが主導権を奪い、リードを1馬身ほど確保してレースを牽引。単独の2番手にグレーエクスプレスが続く。その直後、カネヤマブキとミスターブラウンが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、ダイナバトラーは中団前寄り。2馬身以上差があって、ローランシンガーは中団馬群の真ん中あたりを追走。キーストンコールとセントアーサーは中団後方の位置取り。アローエンパイアは後方4番手で他馬の出方をうかがう。後方3番手で腰を据えて運ぶのはフジミリスカム。後方2番手の位置でじっと我慢して脚を溜めるのはダイカツネバベント。少し離れたシンガリにミルオーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’88Jグランプリ、オンワードミズーリが天授のスピードで端を奪い、そのまま直線でも脚勢を落とさず先頭でゴールに飛び込む

先頭はオンワードミズーリでリードは1馬身。2番手にカネヤマブキとミスターブラウンが続く。そのすぐ後ろ、グレーエクスプレス、ダイナバトラー、ミルオーらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先行勢がなかなか止まらない中、先頭をひた走る1番人気のオンワードミズーリ。そのままオンワードミズーリが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後はグイグイと追い迫ったダイナバトラーを半馬身退けて勝利を掴んだ。2着のダイナバトラーから半馬身差の3着には、2番手の位置からゴールまでジワジワと伸びた2番人気のカネヤマブキが入った。そこから半馬身遅れた4着には、同じく2番手で直線を迎えたミスターブラウンが入線した。