基坂特別

レース展開

パレスエベレストが端に立つ展開、そのすぐ後ろに続くブラジリアンサンバ、ジョージサクラ、クラキングレディ

パレスエベレストが端をきる恰好となり、リードを1馬身ほどキープしてレースを牽引。2番手にブラジリアンサンバ、ジョージサクラ、クラキングレディらが並ぶ。そのすぐ後ろ、メジロモーガンとスリーリサイタルが5番手の好位につける。その1馬身後ろ、エイシンリトルオーは中団やや前。マイネルオクテットとスズヨバクシンオーは中団後方の位置取り。後方7番手でじっくりと折り合いに専念するのはケイエススター、ビッグトワイニング、ラガーマイラーら3頭。殿にトーワロバリーとフレンチパフュームがいる隊列で最初のコーナーを通過。

基坂特別、パレスエベレストが天授のスピードで端を奪って、そのまま直線でも脚勢鈍らず先頭でゴールに飛び込む

先頭はパレスエベレストでリードは1馬身。2番手にジョージサクラとクラキングレディが続く。そのあと、ブラジリアンサンバが4番手。1馬身離れて、メジロモーガンとスリーリサイタルが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、尚も先頭を突き進む2番人気のパレスエベレスト。そのままパレスエベレストが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利を掴んだ。2着には、中団後方の位置から持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばした14番人気のスズヨバクシンオーが続き、2着とハナ差の3着には、2番手の位置から天稟の闘争心でゴールまで力走したクラキングレディが入った。そこからハナ差遅れた4着には、後方3番手で直線を迎えた12番人気のケイエススターが入線、さらにクビ差の5着には、2番手にいたジョージサクラが食い込んだ。1番人気のメジロモーガンは先行勢の後ろにいたが見せ場なく8着に敗れた。