一般C3九十十一

レース展開

エイプリルメロディが全馬を引き連れる形、そのあとを追走するリコーマッカリー

エイプリルメロディが端をきる形となり、後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にリコーマッカリーが続く。その直後、グランノアールが3番手の絶好位につける。そのあと、キリシマは好位に収まる。先団後ろのポジションにいるのはジャノサワホマレ。その1馬身後ろ、フジハヤブサは中団前寄り。ラムーレブルーは中団馬群の丁度真ん中を追走。ロイヤルスペックは中団後方の位置取り。その後ろ、フリートオリオンが9番手。タケルムーンは後方5番手に待機して前の動きを静観。ピーエムチャロッコは後方4番手に控えて前方各馬をうかがいながらの競馬。後方3番手で腰を据えて折り合いをつけるのはアイフェスタ。後方2番手の位置でじっとして力を温存するのはブラックジャック。どん尻にブレイヴキャストがいる隊列で最初のコーナーを通過。

タケルムーンが中団後方から優れた決め脚を見せて先行各馬を一気に捉える

先頭はエイプリルメロディでリードは1馬身。単独の2番手にリコーマッカリーが続く。そのすぐ後ろ、キリシマとフジハヤブサが3番手。1馬身離れて、ロイヤルスペックが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続けるエイプリルメロディ。そのまま押し切るかに見えたが、中団後方にいたタケルムーンが強烈な末脚を弾けさせてエイプリルメロディを交わすと、最後はクビ差先着してトップでゴールインした。2着のエイプリルメロディから1馬身半差の3着には、先行勢の後ろの位置から力強い脚運びでゴールまで走り切ったロイヤルスペックが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた1番人気のフリートオリオンが入線、さらにクビ差の5着には、好位にいた2番人気のフジハヤブサが食い込んだ。