第102回 京都記念 (G2)

レース展開

ヴィクトリーが馬群を引っ張る展開、少し離れた位置にカワカミプリンセスとマンハッタンスカイが続く

ヴィクトリーが前に出て、リードを2馬身以上キープして集団を牽引。2番手にマンハッタンスカイとカワカミプリンセスが並ぶ。少し差があって、アサクサキングスが4番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、シルクフェイマスは中団前目。サクラメガワンダーは中団馬群のちょうど真ん中を追走。メイショウクオリアは中団後方の位置。2馬身以上空いて、チョウサンデイが8番手。後方2番手の位置でじっとして末脚を温存するのはダンスアジョイ、カネトシツヨシオー、トウカイルナ。少し離れたどん尻にタスカータソルテがいる隊列で最初のコーナーを通過。

京都記念、アサクサキングスが取柄である機動力を活かした万全の競馬で3つ目の重賞タイトルを手にする

先頭はヴィクトリーでリードは2馬身以上。単独の2番手にアサクサキングスが続く。その後ろ、マンハッタンスカイとサクラメガワンダーが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手にいたアサクサキングスが渾身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後はグイグイと追い迫った1番人気のサクラメガワンダーをクビ差で封じて勝利をモノにした。2着のサクラメガワンダーから1馬身差の3着には、逃げ粘ったヴィクトリーが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた2番人気のカワカミプリンセスが入線した。