九重特別

レース展開

シェイビアンマサルが全馬を先導、その直後を進むセイクサクラコ

シェイビアンマサルが先手を取る形となり、後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にセイクサクラコが続く。そのすぐ後ろ、ボルチモアボーイとカツラファビュラスが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはホークアイズ、ターフプランタン、マンジュデンゾウゲら3頭。その1馬身後ろ、ドミナスロバリーは中団前寄り。少し差があって、キョウワノホコリは中団馬群の真ん中付近を追走。テイエムハンターは中団後方の位置取り。シゲルカミナリは後方5番手に待機して前方各馬の出方をうかがう。ハードワインダーは後方4番手で進出の機を待つ。後方2番手の位置でひっそりと力を溜めるのはユタカバクシンとエイシントランブル。しんがりにリンデンリバティーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

九重特別、キョウワノホコリが能力の違いを示すかの様な強い内容で2勝目を挙げる

先頭はシェイビアンマサルでリードは2馬身以上。単独の2番手にセイクサクラコが続く。その直後、ドミナスロバリー、ホークアイズ、ボルチモアボーイ、カツラファビュラスらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先行勢がなかなか止まらない中、7番手から抜け出したのは1番人気のマンジュデンゾウゲ。そのまま押し切るかに思われたが、中団にいたキョウワノホコリが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた7頭を差し切り、最後は後続に5馬身の差をつけて勝利した。2着には、中団前目の位置からひと際目立つ伸びを見せた1番人気のマンジュデンゾウゲが続き、2着と半馬身差の3着には、3番手の位置から力強い脚捌きでゴールまで頑張ったカツラファビュラスが入った。そこから半馬身遅れた4着には、10番手で直線を迎えたエイシントランブルが入線、さらにアタマ差の5着には、好位にいた12番人気のボルチモアボーイが食い込んだ。2番人気のドミナスロバリーは好位にいたが最後一杯になって9着に敗れた。