クリスマスキャロル賞

レース展開

キリシマトリオが集団を先導、2番手の位置にサマールナが取り付く

先陣を切ったのはキリシマトリオ。後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にサマールナが続く。少し空いて、ドクトルジバゴ、アナスタシアブルー、タガノザイオンらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、シルクキングリーは中団やや前。ベルエアメイダンとウォーターセレネは中団馬群の丁度真ん中を併走。タマモマーブルとサンライズメジャーは中団後方の位置。その後ろ、マイネボヌールが11番手。ブライトバニヤンは後方5番手に控えて虎視眈々と機を待つ。後方5番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはメロートとメルシーサイレンス。後方2番手の位置でひっそりと力を温存するのはナリタスレンダー。シンガリにキネオピューマがいる隊列で最初のコーナーを通過。

クリスマスキャロル賞、サマールナが闘争本能を発揮してゴール際の横並びの競り合いを辛くもモノにする

先頭はキリシマトリオでリードは体半分。2番手にサマールナが続く。その2馬身以上後ろ、アナスタシアブルーが3番手。1馬身離れて、ドクトルジバゴとタガノザイオンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手にいたサマールナが一完歩ずつ確実に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は前に迫る勢いで急追してきたタマモマーブルをハナ差で抑え込みトップでゴールを走り抜けた。2着のタマモマーブルから1馬身差の3着には、中団後方の位置から切れ味鋭い末脚を披露した1番人気のサンライズメジャーが入った。そこからクビ差遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたタガノザイオンが入線、さらに2馬身半差の5着には、中団前目にいた2番人気のシルクキングリーが食い込んだ。