3歳未勝利

レース展開

ミスターノベンバーがハナを切る展開、そのすぐ後ろを追走するマックスジュエリー、センターリュウオー、ナリタミリオーレ

主導権を握ったのはミスターノベンバー。リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。2番手にマックスジュエリー、センターリュウオー、ナリタミリオーレらが並ぶ。そのあと、ホクセイメンデスとセトホーライが5番手の好位につける。その1馬身後ろ、マヤノビクトリアス、サンエムチャンプ、スリートライらは中団やや前。エリモスプリング、ニシノサイモン、サハリンロマンらは中団後方の位置。後方5番手でジックリと折り合いに専念するのはバトルナイトとスピードブルース。後方2番手の位置で力を温存するのはオーバーパパグラス。少し離れたしんがりにメルクリオワコーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ナリタミリオーレが途中から端に立ち、そのまま後続を抑え込む危なげのない横綱相撲で初勝利を挙げる

先頭はナリタミリオーレでリードは体半分。2番手にミスターノベンバーが続く。そのすぐ後ろ、マックスジュエリーとセンターリュウオーが3番手。1馬身離れて、ホクセイメンデス、セトホーライ、サンエムチャンプ、スリートライらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、抜け出したのはナリタミリオーレ。そのままナリタミリオーレが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を決めた。2着には、中団前目の位置から鮮やかな伸び脚で猛追したサハリンロマンが続き、2着と2馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置からジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったセトホーライが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた15番人気のニシノサイモンが入線、さらにハナ差の5着には、先行勢の後ろにいた14番人気のサンエムチャンプが食い込んだ。1番人気のマックスジュエリーは好位にいたが失速して14着に敗れた。2番人気のバトルナイトは最後方にいたがもうひとつ伸びを欠き11着に敗れた。