5歳以上500万下

レース展開

ベルグクラウンが全馬を引き連れる形、その直後に続くミスターロンドンとキングスルッカー

ベルグクラウンがハナを取り切り、リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。2番手にミスターロンドンとキングスルッカーが並ぶ。その直後、マキノチロルとエーピーファノースが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、チムール、タイキフレグランス、エイシンオークリーらは中団前寄り。2馬身以上差があって、アイアンドユー、ヒシファースト、ジンジャーブレッド、トキオタヒーチらは中団後方の位置取り。ゲイリーストームは後方4番手に控えて他馬の様子を見ながらの競馬。後方3番手で腰を落ち着けて運ぶのはヒシサクセス。2馬身以上空いて、後方2番手の位置で息を潜めて力をタメるのはジャンバラヤ。最後方にタイキゴールドがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ヒシサクセスが中団後方から強靭な末脚を炸裂させて前の各馬をしっかりと交わす

先頭はベルグクラウンでリードは1馬身。2番手にキングスルッカーとエイシンオークリーが続く。2馬身以上離れて、マキノチロルとエーピーファノースが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手から抜け出したのはエイシンオークリー。そのまま押し切る態勢だったが、中団後方にいたヒシサクセスが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた8頭を交わし、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を挙げた。2着には、2番手の位置からビュッと切れる脚で猛進したエイシンオークリーが続き、2着と3馬身半差の3着には、逃げ粘ったベルグクラウンが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、中団で直線を迎えたアイアンドユーが入線、さらにクビ差の5着には、2番手にいた2番人気のキングスルッカーが食い込んだ。1番人気のマキノチロルは好位にいたが失速して12着に敗れた。