第19回 ニュージーランドトロフィー (G2)

レース展開

キタサンチャンネルがハナを切る形、その半馬身後ろに続くユーワレキシントン

先頭に立ったのはキタサンチャンネル。半馬身のリードで集団を先導。2番手にユーワレキシントンが続く。そのあと、エアヴァルジャン、スーパーウインザー、グラスエイコウオー、シンボリスナイパー、ヤングモンタナらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、カチドキリュウは中団前目。ネイティヴハートは中団後方の位置取り。メイショウドウサンとマイネルレガリアは後方4番手に控えて他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方3番手でじっくりと折り合いをつけるのはメジロキルデア。少し離れたシンガリにマチカネイサリビとエイシンスペンサーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ニュージーランドT、アグレッシブに先手を取ったキタサンチャンネルがレース終盤で粘り腰を発揮して最後は後続を首差で凌ぐ

先頭はキタサンチャンネルでリードは1馬身。単独の2番手にユーワレキシントンが続く。その直後、エアヴァルジャンが3番手。1馬身離れて、メイショウドウサンとスーパーウインザーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、先頭をひた走るキタサンチャンネル。そのままキタサンチャンネルが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後はグングンと追い迫った1番人気のネイティヴハートをクビ差で封じてトップでゴールに入った。2着のネイティヴハートからハナ差の3着には、3番手の位置からジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切った2番人気のエアヴァルジャンが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたメジロキルデアが入線、さらにクビ差の5着には、先行勢の後ろにいたメイショウドウサンが食い込んだ。