初秋特別

レース展開

グラッツェーラが馬群を率いる形、直後の2番手にジャクソンライヒが取り付く

グラッツェーラが先手を奪う恰好となり、後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にジャクソンライヒが続く。その直後、トウカイバロンが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、カネトシスインガーは中団前寄り。シゲルオオカミザは中団馬群の丁度真ん中を追走。フレンチは中団後方の位置取り。後方3番手で折り合い重視で運ぶのはステップインタイム。後方2番手の位置でじっとして脚を溜めるのはアポロオラクル。シンガリにドリームネイチヤーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

初秋特別、フレンチが古豪の意地を顕示する様な力感溢れる走りでファンの高評価に応える

先頭はグラッツェーラでリードは1馬身。単独の2番手にジャクソンライヒが続く。その直後、トウカイバロンが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、4番手から抜け出したのは2番人気のカネトシスインガー。そのまま押し切るかに見えたが、中団後方にいた1番人気のフレンチがぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を決めた。2着には、中団前目の位置から持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いた2番人気のカネトシスインガーが続き、2着とアタマ差の3着には、最後方の位置から力強い脚運びでゴールまで頑張ったドリームネイチヤーが入った。