ディセンバーカップ

レース展開

サダルスードが先頭に立つ展開、そのあとに続くプリンセスポケット

主導権を握ったのはサダルスード。後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にプリンセスポケットが続く。その後ろ、イルポスティーノが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ブライティアスワンは中団やや前。イチフジキングは中団馬群の丁度真ん中を追走。マイネルテンクウは中団後方の位置取り。後方3番手で腰を据えて折り合いに専念するのはハーモニーフェア。後方2番手の位置でひっそりと脚をタメるのはスギノグローアップ。シンガリにコスモロングソードがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ディセンバーC、イチフジキングが古馬の地力を見せる様な迫力十分の走りで勝利数を14に伸ばす

先頭はプリンセスポケット、イルポスティーノ、イチフジキングら3頭でリードは1馬身。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、単独で先頭に立ったのは2番人気のイチフジキング。そのままイチフジキングが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は段々と追い迫った1番人気のスギノグローアップを半馬身退けて勝利を手にした。2着のスギノグローアップから5馬身差の3着には、中団の位置からゴールまでジンワリと伸びた8番人気のハーモニーフェアが入った。