2歳未勝利

レース展開

ペイシャフェアリーが後続をリードする形、2番手に続くタイキスウォードとマイネルピカソ

ペイシャフェアリーが主導権を奪い、後続を1馬身ほど離して一団を先導。2番手にタイキスウォードとマイネルピカソが並ぶ。続いて、プラットフォーマーとシェーネメロディが4番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはセイウンパワフルとヴォーグロックユー。その1馬身後ろ、サクラマスは中団やや前。ヤエノロータスとミツカネプリンスは中団馬群のちょうど真ん中を併走。ロングヘア、メイクアウィッシュ、サツキオーゴン、ダイワリチャードらは中団後方の位置。クラウンコジーンは後方4番手に控えて機をうかがう。後方2番手の位置でじっとして末脚を温存するのはスノージュエリーとヨネンサンクミ。少し離れたシンガリにスリジエがいる隊列で最初のコーナーを通過。

セイウンパワフルが自慢の機動力を駆使したセオリー通りの競馬で未勝利勝ち

先頭はタイキスウォードでリードは体半分。2番手にペイシャフェアリーが続く。そのあと、マイネルピカソが3番手。その直後、セイウンパワフルとシェーネメロディが4番手。1馬身離れて、プラットフォーマー、ミツカネプリンス、ヴォーグロックユーらが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるタイキスウォード。そのまま押し切る態勢だったが、好位にいた1番人気のセイウンパワフルが次元の違う末脚を炸裂させてタイキスウォードを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を物にした。2着のタイキスウォードから4馬身差の3着には、4番手の位置から長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったシェーネメロディが入った。そこから2馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたダイワリチャードが入線、さらにクビ差の5着には、中団前目にいた16番人気のサクラマスが食い込み、さらにそこから1馬身1/4差の6着にはミツカネプリンスが入った。2番人気のメイクアウィッシュは後方5番手にいたがもうひとつ伸びを欠き10着に敗れた。