レース展開

ハタノオヌールが隊列を引き連れる展開、2番手を追走するコウギョウダニエル

ハナを切ったのはハタノオヌール。後続との差を1馬身ほど確保して一団を引っ張っていく。単独の2番手にコウギョウダニエルが続く。そのあと、ビッグバンドジャズが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはタイセイファントム。その1馬身後ろ、スターギアは中団やや前。センティグレードは中団馬群のちょうど真ん中を追走。イーグルカザンは中団後方の位置。その直後、リュイールスターが8番手。ケルヴィンサイドは後方4番手に控えて他馬の様子を見ながらの競馬。後方3番手で折り合い重視で運ぶのはアポロノホウリン。後方2番手の位置で脚を溜めるのはダンストンレガーメ。シンガリにメナスコがいる隊列で最初のコーナーを通過。

師走特別、センティグレードが古馬の貫禄を見せる様な力走で久方ぶりの美酒

先頭はコウギョウダニエルでリードは1馬身。単独の2番手にセンティグレードが続く。そのすぐ後ろ、タイセイファントムとイーグルカザンが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手にいた1番人気のセンティグレードが豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利した。2着には、中団前目の位置から鮮やかな伸び脚で急追したケルヴィンサイドが続き、2着と3/4馬身差の3着には、3番手の位置からジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切った2番人気のタイセイファントムが入った。そこから半馬身遅れた4着には、同じく好位で直線を迎えたイーグルカザンが入線した。