2歳新馬

レース展開

ヴェロニカマジックが全馬を率いる展開、そのあとを追走するセピアムーンとカールスモーキー

ヴェロニカマジックが敢然と端を奪い、リードを1馬身ほど保って一団を引っ張っていく。2番手にセピアムーンとカールスモーキーが並ぶ。そのすぐ後ろ、アーリオオーリオとモールが4番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはピンクダイヤとレヴール。その1馬身後ろ、シーイングとリアルジョージは中団やや前。ギミーアワーズは中団馬群の丁度真ん中を追走。シェヴロンケリーとトッティーは中団後方の位置取り。リキノキセキとシャインフォールは後方5番手に待機して前方各馬を見ながらの競馬。やや間隔を置いて、後方5番手でじっくりと折り合いに専念するのはサリーチャンとヘンボッケ。少し離れた最後尾にノースポールとトーアスカーレットがいる隊列で最初のコーナーを通過。

カールスモーキーがテンのダッシュ力を活かした終始前目追走のスタイルで初勝利を挙げる

先頭はヴェロニカマジックでリードは1馬身。単独の2番手にカールスモーキーが続く。その後ろ、セピアムーンが3番手。そのすぐ後ろ、アーリオオーリオとモールが4番手。1馬身離れて、ピンクダイヤ、レヴール、リアルジョージらが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手にいたカールスモーキーが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を挙げた。2着には、中団後方の位置から矢のような伸び脚で追い上げたシェヴロンケリーが続き、2着と3馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置から切れ味鋭い末脚を繰り出した1番人気のリアルジョージが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、好位で直線を迎えたモールが入線、さらに半馬身差の5着には、中団後方にいた16番人気のリキノキセキが食い込み、さらにそこからクビ差の6着にはアーリオオーリオが入った。2番人気のピンクダイヤは先行勢の後ろにいたがいいところなく10着に敗れた。