タイランドカップ

レース展開

タイセイゼニスが全馬を先導、その直後を進むマチルダとインヴォーク

タイセイゼニスが先手を奪う形となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。2番手にマチルダとインヴォークが並ぶ。その後ろ、ラヴァーズポイント、ヴィルジニア、マイネノンノらが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、スイートブライアー、サトノネネ、レッドオーラム、ヨッテウタッテらは中団前め。ハッピーアビラ、オールオブナイト、エイユーモモチャン、ディレットリーチェらは中団後方の位置。ミキノティータイムは後方4番手に控えて他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方2番手の位置で力を溜めるのはトウカイメリーとエインセル。シンガリにテイエムリヴィエラがいる隊列で最初のコーナーを通過。

タイランドC、マイネノンノが自慢の機動力を駆使したセオリー通りの競馬で2勝目を奪取

先頭はタイセイゼニスでリードは1馬身。単独の2番手にインヴォークが続く。その直後、ラヴァーズポイントとマイネノンノが3番手。1馬身離れて、ヴィルジニアとヨッテウタッテが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、好位にいたマイネノンノが一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、食い下がるラヴァーズポイントをクビ差で封じて勝利を物にした。2着のラヴァーズポイントから半馬身差の3着には、中団前目の位置から強靭な末脚を発揮したサトノネネが入った。そこから半馬身遅れた4着には、逃げ粘ったタイセイゼニスが入線、さらにクビ差の5着には、後方3番手にいたトウカイメリーが食い込み、1番人気に推されたヴィルジニアは先行勢の後ろから辛抱強く脚を伸ばしたそこからクビ差の6着に敗れた。2番人気のオールオブナイトは中団後方にいたがいいところなく12着に敗れた。