サウジアラビアロイヤルカップ (L)

レース展開

エコルプレイスが一団を引っ張る展開、やや離れた2番手を追走するパラダイスシチー

先頭を行くのはエコルプレイス。リードを5馬身以上確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にパラダイスシチーが続く。続いて、ラントゥザフリーズとオーガストバイオが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはジェイケイガバナーとベラージオ。その1馬身後ろ、カフェオリンポスは中団前目。エイシンハンプトンとブラックパワーは中団馬群のちょうど真ん中を併走。エンゲルグレーセとシロキタゴッドランは中団後方の位置。メイショウサライとホウザングラマーは後方4番手に控えて虎視眈々と機をうかがう。後方3番手でじっくりと運ぶのはビッグウルフ。後方2番手の位置でじっとして末脚を温存するのはハギノベルテンポ。シンガリにシャドウスケイプがいる隊列で最初のコーナーを通過。

サウジアラビアロイヤルC、メイショウサライが圧倒的な差し脚を弾けさせて前の馬たちをアッサリとねじ伏せる

先頭はエコルプレイスでリードは5馬身以上。2番手にパラダイスシチーとラントゥザフリーズが続く。そのあと、オーガストバイオが4番手。先行勢から少し離れたところにジェイケイガバナーとベラージオが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのはラントゥザフリーズ。そのまま押し切る態勢だったが、中団後方にいたメイショウサライが次元の違う末脚を弾けさせ前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利を物にした。2着には、2番手の位置から持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたラントゥザフリーズが続き、2着と1馬身1/4差の3着には、4番手の位置から天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走した2番人気のオーガストバイオが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、逃げ粘ったエコルプレイスが入線、さらに3/4馬身差の5着には、中団にいた13番人気のエンゲルグレーセが食い込んだ。1番人気のハギノベルテンポは最後方にいたが前に届かず9着に敗れた。