第62回 アルゼンチン共和国杯 (G2)

レース展開

ジャンカズマが隊列をリードする展開、その直後にアドマイヤビルゴとショウナンバシットが取り付く

ジャンカズマが先手を取る恰好となり、後続との差を1馬身ほど保って一団を牽引。2番手にアドマイヤビルゴとショウナンバシットが並ぶ。その後ろ、ペプチドソレイユが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはラーグルフ。2馬身以上空いて、サヴォーナは中団前め。セレシオンは中団馬群の真ん中あたりを追走。ミクソロジーとクロミナンスは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、タイセイフェリークとマイネルウィルトスが10番手。メイショウブレゲとマイネルメモリーは後方4番手で前方各馬を見ながらの競馬。後方2番手の位置でじっとして力をタメるのはフォワードアゲンとアドマイヤハレー。シンガリにハヤヤッコがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アルゼンチン共和国杯、ハヤヤッコがベテラン馬の健在を示す様な見事な走りで3つ目の重賞タイトルを掴み取る

先頭はジャンカズマでリードは1馬身。2番手にアドマイヤビルゴとショウナンバシットが続く。その後ろ、ペプチドソレイユとラーグルフが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、9番手から抜け出したのは1番人気のクロミナンス。そのまま押し切るかに思われたが、最後方にいたハヤヤッコが圧倒的な末脚を爆発させてクロミナンスを交わすと、最後はクビ差先着してトップでゴールに入った。2着のクロミナンスからアタマ差の3着には、10番手の位置からキレのいい末脚を繰り出したタイセイフェリークが入った。そこから1馬身遅れた4着には、後方3番手で直線を迎えたアドマイヤハレーが入線、さらに3/4馬身差の5着には、10番手にいたマイネルメモリーが食い込んだ。2番人気のサヴォーナは中団前目にいたがいいところなく8着に敗れた。