第49回 エリザベス女王杯 (G1)

レース展開

コンクシェルが一団をリードする形、その少し後ろにシンリョクカとハーパーが続く

コンクシェルが先手を取る形となり、リードを2馬身以上キープして集団を牽引。2番手にシンリョクカとハーパーが並ぶ。そのあと、スタニングローズが4番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、ホールネスは好位に取り付く。先団後ろのポジションに付けたのはキミノナハマリアとコスタボニータ。その1馬身後ろ、シンティレーション、レガレイラ、ラヴェルらは中団前め。ライラックは中団後方の位置取り。エリカヴィータとゴールドエクリプスは後方5番手に待機して前の動きを静観。後方5番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはモリアーナとサリエラ。少し離れた殿にピースオブザライフとルージュリナージュがいる隊列で最初のコーナーを通過。

エリザベス女王杯、スタニングローズが安定感のある競馬で中距離女王の座を勝ち取る

先頭はコンクシェルでリードは1馬身。2番手にシンリョクカ、ハーパー、スタニングローズらが続く。そのすぐ後ろ、ホールネス、キミノナハマリア、コスタボニータらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手にいたスタニングローズが豪快な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は後続に2馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、中団の位置からしぶとく脚を使って伸び続けたラヴェルが続き、2着と3/4馬身差の3着には、5番手の位置からじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘した2番人気のホールネスが入った。そこからクビ差遅れた4着には、2番手で直線を迎えたシンリョクカが入線、さらにハナ差の5着には、中団にいた1番人気のレガレイラが食い込み、さらにそこからハナ差の6着にはライラックが入った。