マーガレットステークス (L)

レース展開

エイシンボーダンが集団を率いる形、体半分差の2番手にシルヴァーゼットとマイケルバローズが取り付く

エイシンボーダンがハナを取り切り、僅かなリードで一団を牽引。2番手にシルヴァーゼットとマイケルバローズが並ぶ。そのすぐ後ろ、オーガストバイオとケージーアジュデが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、ヒョウタンジマとパーソナルラッシュは中団前め。シゲルドントイケとロードインザスカイは中団馬群の真ん中付近を併走。ミリオンベルは中団後方の位置取り。その後ろ、ローレルスパークとエイシンヘーベが11番手。後方5番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはルタンティールとローランジェネルー。どん尻にヴンダーとダイシンチャンスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

マーガレットS、シゲルドントイケが中位から切れ味鋭い差し脚を繰り出して前方の各馬をまとめてねじ伏せる

先頭はエイシンボーダンでリードは体半分。2番手にシルヴァーゼットが続く。2馬身以上空いて、マイケルバローズが3番手。1馬身離れて、オーガストバイオ、ケージーアジュデ、ヒョウタンジマ、パーソナルラッシュらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのは2番人気のシルヴァーゼット。そのまま押し切るかに思われたが、中団前目にいたシゲルドントイケがしっかりと末脚を伸ばしてシルヴァーゼットを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。2着のシルヴァーゼットからクビ差の3着には、後方4番手の位置から出色の末脚を繰り出したヴンダーが入った。そこから1馬身3/4遅れた4着には、同じく後方4番手で直線を迎えた16番人気のローレルスパークが入線、さらにクビ差の5着には、先行勢の後ろにいた13番人気のヒョウタンジマが食い込んだ。1番人気のマイケルバローズは絶好位にいたが失速して12着に敗れた。