2歳未勝利

レース展開

エムオーパールが全馬を引き連れる展開、そのあとを進むミヤビアンバーとダルムシュタット

エムオーパールがハナに立つ形となり、リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。2番手にミヤビアンバーとダルムシュタットが並ぶ。続いて、ウイントゥモローが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはトーセンパピー、マイネルクロノス、マイネルヴェルトら3頭。ホワイトマニキュアとギブアンドテイクは中団後方の位置。ケイクエストとマドリードカフェは後方4番手に待機して進出の機をうかがう。少し離れて、後方3番手で腰を据えて折り合いに専念するのはトゥインクル。後方2番手の位置で末脚を温存するのはトミケンセルバーレ。最後方にザッツフェイマスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

マドリードカフェが疾風の様な豪脚を見せて前方の馬達を一気に追い抜く

先頭はミヤビアンバーでリードは体半分。2番手にトーセンパピー、エムオーパール、ダルムシュタット、ウイントゥモローらが続く。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、8番手から抜け出したのはギブアンドテイク。そのまま押し切る態勢だったが、後方2番手にいた1番人気のマドリードカフェが自慢の末脚を弾けさせ前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は後続に2馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、中団後方の位置から目を引く伸びを見せたギブアンドテイクが続き、2着と3/4馬身差の3着には、中団前目の位置から力強い脚捌きでゴールまで頑張ったマイネルヴェルトが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた2番人気のケイクエストが入線、さらに2馬身差の5着には、2番手にいたウイントゥモローが食い込んだ。