一般C2七

レース展開

アントウェルペンが隊列を率いる形、その直後にステファニーが続く

アントウェルペンが敢然とにハナを切り、リードを1馬身ほど保ってレースを引っ張っていく。単独の2番手にステファニーが続く。その直後、ハバネロが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはフィングルブリッジとニューヴァージョン。その1馬身後ろ、グッドチャンスは中団前め。パワポケゴーは中団後方の位置取り。ディライトラッシュは後方4番手で虎視眈々と機をうかがう。後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはチェリーメガイラ。後方2番手の位置で息を潜めて末脚を温存するのはコスモマチルダ。シンガリにヨリナメンテがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ニューヴァージョンが強みである先行力を活かした堅実な競馬で単勝一倍台の評価に応える

先頭はアントウェルペンでリードは1馬身。単独の2番手にステファニーが続く。そのあと、ニューヴァージョンが3番手。1馬身離れて、フィングルブリッジが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続ける2番人気のアントウェルペン。そのまま押し切るかに思われたが、絶好位にいた1番人気のニューヴァージョンが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を掴み取った。2着には、逃げ粘ったアントウェルペンが続き、2着と2馬身半差の3着には、2番手の位置から力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったステファニーが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたフィングルブリッジが入線した。