白富士盃

レース展開

トーヨーワシントンが端を切る形、そのすぐ後ろを進むケイアイタンゴ

先頭を走るのはトーヨーワシントン。後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にケイアイタンゴが続く。続いて、キタサンキュウコウが3番手の絶好位につける。その後ろ、エスサガミは好位をキープ。先団後ろのポジションに付けたのはワタリオーロラ。その1馬身後ろ、マヤノボイジャーは中団前寄り。ビッグビクトリーは中団馬群の真ん中付近を追走。ダイワマイクルは中団後方の位置。そのすぐ後ろ、オリサーバが9番手。ピットインは後方5番手に待機して他馬の様子を見ながらの競馬。アローゼファーは後方4番手で機をうかがう。後方3番手でじっくりと折り合いに専念するのはアタゴルンバ。後方2番手の位置でじっとして力をタメるのはヘイセイマキシム。殿にホマレコマンダーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

白富士盃、ピットインが古馬の底力を顕示する様な迫力満点の走りで7勝目を手にする

先頭はトーヨーワシントンでリードは1馬身。単独の2番手にキタサンキュウコウが続く。その後ろ、ケイアイタンゴが3番手。1馬身離れて、ビッグビクトリーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手から抜け出したのは1番人気のキタサンキュウコウ。そのまま押し切るかに思われたが、9番手にいたピットインが次元の違う末脚を炸裂させてキタサンキュウコウを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を掴んだ。2着のキタサンキュウコウから2馬身差の3着には、中団後方の位置から息の長い末脚を披露したオリサーバが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団で直線を迎えたダイワマイクルが入線、さらにハナ差の5着には、中団前目にいた11番人気のエスサガミが食い込んだ。2番人気のビッグビクトリーは先行勢の後ろにいたがいいところなく6着に敗れた。