2025ワールドオールスタージョッキーズ第2戦

レース展開

クレバーテーストが全馬を率いる展開、そのあとを追走するサムハンターとアスクオンディープ

クレバーテーストが先陣を切る形となり、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。2番手にサムハンターとアスクオンディープが並ぶ。そのすぐ後ろ、スピードリッチとスミが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、パトリックハンサム、エゾダイモン、フクノブルーレイクらは中団前目。マイネルニコラス、アイスグリーン、ルカランフィーストらは中団後方の位置。2馬身以上差があって、後方2番手の位置でじっと我慢して力を溜めるのはリフレクトザムーンとナムラフッカー。少し離れたシンガリにアグラシアドがいる隊列で最初のコーナーを通過。

2025ワールドオールスターJ第2戦、パトリックハンサムが古豪の威厳を示す様なパワフルな走りで4勝目をマーク

先頭はクレバーテーストでリードは1馬身。単独の2番手にスミが続く。その直後、サムハンター、アスクオンディープ、エゾダイモンらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、6番手から抜け出したのは1番人気のスピードリッチ。そのまま押し切るかに思われたが、中団後方にいたパトリックハンサムが一歩一歩着実に末脚を伸ばしてスピードリッチを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。2着のスピードリッチからクビ差の3着には、逃げ粘ったクレバーテーストが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたアイスグリーンが入線、さらにハナ差の5着には、後方3番手にいた2番人気のルカランフィーストが食い込んだ。