3歳500万下

レース展開

タンクティーエーが先陣を切る形、そのあとに続くワシントンテソーロ

タンクティーエーがハナに立ち、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にワシントンテソーロが続く。そのすぐ後ろ、レクスミノルとショウナンパンサーが3番手の好位につける。ゼルク、タガノカルラ、マスターフェンサーらは中団後方の位置取り。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはスズカカナロア。少し離れた最後方にメスキータとメイショウウズマサがいる隊列で最初のコーナーを通過。

マスターフェンサーが4角で先行集団に並びかけるアグレッシブな競馬で断トツ人気に応える

先頭はワシントンテソーロでリードは体半分。2番手にタンクティーエーが続く。そのすぐ後ろ、ショウナンパンサーとマスターフェンサーが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続ける2番人気のワシントンテソーロ。そのまま押し切るかに思われたが、好位にいた1番人気のマスターフェンサーが驚異的な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着には、途中から先頭に立ったワシントンテソーロが続き、2着と4馬身差の3着には、中団の位置から天性のガッツでゴールまで力闘したスズカカナロアが入った。