第132回 目黒記念 (G2)

レース展開

ヴォージュが集団を引っ張る形、直後の位置にリッジマンが続く

先手を取ったのはヴォージュ。リードを1馬身ほどキープしてレースを牽引。単独の2番手にリッジマンが続く。そのすぐ後ろ、ノーブルマーズとパフォーマプロミスが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはウインテンダネス、サウンズオブアース、ソールインパクト、ポポカテペトルら4頭。ゼーヴィント、チェスナットコート、ハッピーモーメントらは中団後方の位置取り。ブライトバローズは後方5番手に待機して前方各馬の出方をうかがう。コウキチョウサンは後方4番手に控えて前の動きを静観。後方3番手でジックリと運ぶのはフェイムゲーム。後方2番手の位置でドッシリと構えるのはトウシンモンステラ。ポツンと離れた最後方にホウオウドリームがいる隊列で最初のコーナーを通過。

目黒記念、ウインテンダネスが早めに押し上げる積極的な取り口で重賞ウィナーの仲間入りを果たす

先頭はヴォージュでリードは1馬身。単独の2番手にリッジマンが続く。その直後、ノーブルマーズとポポカテペトルが3番手。1馬身離れて、ウインテンダネス、パフォーマプロミス、ハッピーモーメントらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、3番手から抜け出したのはノーブルマーズ。そのまま押し切る態勢だったが、先行勢の後ろにいたウインテンダネスが一歩一歩着実に終いの脚を伸ばしてノーブルマーズを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけて勝利を収めた。2着のノーブルマーズからアタマ差の3着には、先行勢の後ろの位置から力強い脚運びでゴールまで走り切った1番人気のパフォーマプロミスが入った。そこからクビ差遅れた4着には、好位で直線を迎えたポポカテペトルが入線、さらに半馬身差の5着には、中団前目にいたソールインパクトが食い込んだ。2番人気のチェスナットコートは中団後方にいたがいいところなく11着に敗れた。