レース展開

マイネルクライマーが隊列を引き連れる形、その直後にクールシャインが取り付く

端を奪ったのはマイネルクライマー。リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。単独の2番手にクールシャインが続く。続いて、ファストフラッシュ、サクラルコール、ファクタークニアキらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、キングワールドは中団前寄り。フジヤマブシは中団馬群の真ん中付近を追走。ストロングフーヴスは中団後方の位置取り。メジャーシップは後方4番手に控えて進出の機を待つ。後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはディセントファミリ。後方2番手の位置で力をタメるのはトウショウデュエル。殿にデビルスダンサーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

令和3年ラストラン賞、サクラルコールがベテラン馬の矜持を顕示する様な躍動感のある走りで1着ゴールを果たす

先頭はファストフラッシュとクールシャインでリードは1馬身。ファクタークニアキが3番手。1馬身離れて、サクラルコールとフジヤマブシが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、先行勢の後ろにいたサクラルコールが豪快な末脚を弾けさせて先頭に立ち、食い下がるフジヤマブシを半馬身退けてトップでゴールへと飛び込んだ。2着のフジヤマブシから1馬身半差の3着には、3番手の位置からジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したファクタークニアキが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた12番人気のストロングフーヴスが入線した。逃げた1番人気のファストフラッシュは粘りを欠いて8着に敗れた。2番人気のデビルスダンサーは後方2番手にいたがもうひと伸びが足りず7着に敗れた。