’06メトロポリタンオクトーバーカップ競走

レース展開

オメガエンドレスとフジノウェーブ

フジノウェーブとオメガエンドレスが並んで逃げる恰好となり、後続との差を1馬身ほどキープして一団を牽引。オリオンザスカイが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはシーサーハーンとタイキマスカレード。その1馬身後ろ、サンワードダンクは中団前め。アタゴハヤブサは中団馬群のちょうど真ん中を追走。セイワクリスタルは中団後方の位置。ミヤビアゼリアは後方4番手に待機して前方各馬を見ながらの競馬。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはダイヤモンドスター。後方2番手の位置でひっそりと脚をタメるのはエスユーガーデン。どん尻にコスモダークがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’06メトロポリタンオクトーバーカップ競走、フジノウェーブが持ち前のスピードでハナを切り、そのまま最後まで脚勢緩まずトップでゴールを走り抜ける

先頭はフジノウェーブでリードは1馬身。単独の2番手にオメガエンドレスが続く。その直後、シーサーハーンとオリオンザスカイが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、尚も先頭を突き進む1番人気のフジノウェーブ。そのままフジノウェーブが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に2馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着には、2番手の位置から堅実な伸びを見せたオメガエンドレスが続き、2着と2馬身差の3着には、中団後方の位置から長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったダイヤモンドスターが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたミヤビアゼリアが入線した。2番人気のセイワクリスタルは中団前目にいたが末脚不発で5着に敗れた。