黄菊賞

レース展開

ダンツナイキが集団を先導、2番手の位置にマルカバリーが取り付く

ダンツナイキが主導権を奪い、リードを1馬身ほどキープして一団を牽引。単独の2番手にマルカバリーが続く。そのすぐ後ろ、エイシンリンデンとコウエイテンカイチが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、サイコーデボネアは中団前目。マイネルアパッシュとカリブカフェは中団馬群のど真ん中を併走。ランドパワーとオースミキャプテンは中団後方の位置。後方3番手で折り合いをつけるのはラガーナニワオー。後方2番手の位置で息を潜めて力を温存するのはマイネルハリウッド。シンガリにキングヘイローがいる隊列で最初のコーナーを通過。

黄菊賞、キングヘイローが稲妻の如き差し脚を弾けさせて他の馬たちをまとめて打ち負かす

先頭はダンツナイキでリードは体半分。2番手にマルカバリーが続く。そのあと、エイシンリンデンとコウエイテンカイチが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、3番手から抜け出したのはコウエイテンカイチ。そのまま押し切るかに思われたが、最後方にいたキングヘイローが猛烈な末脚を炸裂させ前にいた11頭をごぼう抜きし、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を物にした。2着には、3番手の位置から持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたコウエイテンカイチが続き、2着と半馬身差の3着には、中団後方の位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったオースミキャプテンが入った。そこからクビ差遅れた4着には、後方2番手で直線を迎えた1番人気のマイネルハリウッドが入線した。2番人気のサイコーデボネアは中団前目にいたがいいところなく6着に敗れた。