第75回 中山記念 (G2)

レース展開

エーピーグリードが馬群を先導、半馬身差の2番手にダイワカーリアンが続く

エーピーグリードが端に立つ恰好となり、僅かなリードで一団を牽引。2番手にダイワカーリアンが続く。その後ろ、ジョウテンブレーヴとリワードフォコンが3番手の好位につける。少し間隔を置いて、アメリカンボスとユーワミラージュは中団やや前。エイシンプレストンは中団馬群の真ん中あたりを追走。ダイワテキサスとダイタクリーヴァは中団後方の位置。少し空いて、後方5番手で折り合いをつけるのはセンターフレッシュとフューチャサンデー。後方2番手の位置でひっそりと力をタメるのはメイショウオウドウ。少し離れたどん尻にアドマイヤカイザーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

中山記念、アメリカンボスが古豪の地力を顕示する様な迫力のある走りで4つ目の重賞タイトルを手中に収める

先頭はエーピーグリードでリードは1馬身。2番手にジョウテンブレーヴとダイワカーリアンが続く。そのすぐ後ろ、アメリカンボスが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのはジョウテンブレーヴ。そのまま押し切る態勢だったが、絶好位にいた2番人気のアメリカンボスが自慢の末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を物にした。2着には、2番手の位置からしぶとく脚を伸ばしたジョウテンブレーヴが続き、2着と5馬身差の3着には、中団前目の位置から天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘した1番人気のダイタクリーヴァが入った。そこからハナ差遅れた4着には、後方3番手で直線を迎えたメイショウオウドウが入線した。