太秦ステークス

レース展開

アメリカンシチーが集団を牽引、2番手の位置にナナヨーオリオンが取り付く

アメリカンシチーが逃げを打つ形となり、後続との差を1馬身ほど確保してレースを進める。単独の2番手にナナヨーオリオンが続く。そのあと、ケイエイホープとチェリーコウマンが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、リアルサンマロー、コロラドキッド、マルサンホマレらは中団前寄り。ミカワンダー、ホクセイユー、シンボリシンホニーらは中団後方の位置。後方2番手の位置でじっとして力をタメるのはダイモンジ。シンガリにリバアポートがいる隊列で最初のコーナーを通過。

太秦S、アメリカンシチーが天賦のスピードで逃げて、そのまま直線でも脚色鈍らず先頭でゴールを駆け抜ける

先頭はアメリカンシチーでリードは半馬身。2番手にナナヨーオリオンが続く。その後ろ、チェリーコウマンとコロラドキッドが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、抜け出したのはアメリカンシチー。そのままアメリカンシチーが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利した。2着には、3番手の位置から見事な伸び脚で驀進した2番人気のチェリーコウマンが続き、2着と1馬身半差の3着には、中団前目の位置から切れ味鋭い末脚を繰り出したケイエイホープが入った。そこから2馬身遅れた4着には、2番手で直線を迎えたナナヨーオリオンが入線した。1番人気のシンボリシンホニーは中団前目にいたが見せ場なく7着に敗れた。