2004ゴールデン ホイップ トロフィー

レース展開

ヤマニンアルシオンが全馬を率いる展開、そのあとを追走するブルーショットガン

ヤマニンアルシオンが逃げる恰好となり、後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にブルーショットガンが続く。そのあと、マヤノシャドーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはスパルタクス、インマイアイズ、アサクサデンエンら3頭。その1馬身後ろ、シンデレラボーイとテイエムリキサンは中団やや前。ユノピエロとカネトシディザイアは中団後方の位置取り。テンザンオペラは後方4番手に控えて機を待つ。後方3番手で腰を据えて折り合いをつけるのはヘヴンリーロマンス。後方2番手の位置でじっとして脚を溜めるのはサイレントクルーズ。シンガリにシンボリスナイパーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

2004ゴールデン ホイップ T、ヘヴンリーロマンスが超凡な差し脚を繰り出して前方の各馬他馬を易々とねじ伏せる

先頭はブルーショットガンでリードは1馬身。2番手にヤマニンアルシオンとインマイアイズが続く。その直後、スパルタクスとアサクサデンエンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、4番手から抜け出したのはアサクサデンエン。そのまま押し切るかに思われたが、中団後方にいたヘヴンリーロマンスが強烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身の差をつけて勝利を決めた。2着には、4番手の位置から持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたアサクサデンエンが続き、2着とクビ差の3着には、中団前目の位置からゴールまでジワジワと伸びたマヤノシャドーが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた2番人気のシンデレラボーイが入線、さらにアタマ差の5着には、後方3番手にいたテイエムリキサンが食い込んだ。1番人気のインマイアイズは2番手にいたが失速して10着に敗れた。