第2回 青葉賞 (G3)

レース展開

ハセノアップが後続を引っ張る形、その直後を追走するドラゴンアウィン

ハナに立ったのはハセノアップ。後続との差を1馬身ほど確保して一団を牽引。単独の2番手にドラゴンアウィンが続く。その直後、チアズスキーが3番手の絶好位につける。続いて、フジノヤマノオーとフォルスデュノールは好位に収まる。先団後ろのポジションに付けたのはシルバータン。その1馬身後ろ、マツパーシャンは中団前目。メイショウエルシドとシグナルライトは中団馬群の真ん中を併走。アポロンは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、ヤグラグラビトンとエイシンプリンスが11番手。サマーサスピションとオースミベストは後方5番手に控えて虎視眈々と機を待つ。後方5番手でジックリと運ぶのはデボネアシチーとダイタクサージャン。後方2番手の位置でひっそりと力をタメるのはサンテアンドオー。最後尾にロードミライがいる隊列で最初のコーナーを通過。

青葉賞、サマーサスピションが疾風の如き豪脚を披露して前方の馬達を一気にねじ伏せる

先頭はハセノアップでリードは体半分。2番手にドラゴンアウィン、シルバータン、エイシンプリンス、ダイタクサージャンらが続く。その後ろ、チアズスキーとフォルスデュノールが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、8番手から抜け出したのはシグナルライト。そのまま押し切る態勢だったが、後方3番手にいたサマーサスピションが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた15頭をごぼう抜きし、最後は後続に1馬身1/4の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、中団前目の位置から物凄い伸び脚を見せたシグナルライトが続き、2着とクビ差の3着には、中団の位置から非凡な末脚を繰り出した2番人気のオースミベストが入った。そこから3馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた15番人気のデボネアシチーが入線、さらに半馬身差の5着には、同じく中団後方にいたサンテアンドオーが食い込み、1番人気に推されたフォルスデュノールは好位からジワリジワリと末脚を伸ばしたそこからハナ差の6着に敗れた。