2011アンコールステークス

レース展開

エーシンダックマンが端を切る形、そのすぐ後ろを進むセブンシークィーン

エーシンダックマンが先頭に立つ形となり、後続との差を1馬身ほどキープしてレースを進める。単独の2番手にセブンシークィーンが続く。そのすぐ後ろ、ファンドリノチカラとシャウトラインが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはナイアードとケンブリッジエル。サンダルフォン、アウトクラトール、ブラウンワイルドらは中団後方の位置。スギノエンデバーとドリームバレンチノは後方4番手に待機して他馬の様子をうかがいながらの競馬。少し間隔を置いて、後方3番手でじっくりと折り合いに専念するのはベイリングボーイ。さらに少し差があって、後方2番手の位置で息を潜めて力を溜めるのはビスカヤ。少し離れた最後方にコパノオーシャンズがいる隊列で最初のコーナーを通過。

2011アンコールS、サンダルフォンが古豪の威厳を顕示する様な力感に満ちた走りで勝利を手に入れる

先頭はエーシンダックマンでリードは1馬身。2番手にサンダルフォンとセブンシークィーンが続く。そのあと、ファンドリノチカラとシャウトラインが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手にいたサンダルフォンが勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に1馬身3/4の差をつけて勝利を手中に収めた。2着には、中団後方の位置から持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いた1番人気のドリームバレンチノが続き、2着とクビ差の3着には、後方3番手の位置からパワフルな末脚を披露した13番人気のベイリングボーイが入った。そこから1馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたアウトクラトールが入線、さらに半馬身の5着には、逃げ粘ったエーシンダックマンが食い込んだ。