アウトクラトール（2005年生、母ツァリーヌ）

アウトクラトール（2005年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「支配者、専制君主（ギリシャ語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時16歳）と交配したツァリーヌが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地55戦7勝。2009年のカペラステークス(G3)で4着に入った他、2013年の福島民友カップ(オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額2,000万円（50万×40口）で一口馬主が募集された。

宮徹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

1月6日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は472kg。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月4日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では鮮烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のトライバルジャパンに3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月18日、中1週で迎えた3戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい16着に敗れた。

8月9日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮やかな末脚を爆発させて、最後は2着のワンダーポデリオに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月21日、中5週で迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の葛飾特別（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

11月1日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳以上1000万下のフルーツラインカップ（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のウエスタンビーバーに2馬身半の差をつけて3勝目を挙げた。

11月23日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上1600万下の貴船ステークス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

12月20日、中3週で迎えた8戦目は、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の仲冬ステークス（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

4歳（2009年）

1月11日、中2週で迎えた9戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の大和ステークス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

2月21日、中5週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の河原町ステークス（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のグリーンアラモードをクビ差振り切って4勝目を獲得した。

4月19日、中7週で迎えた11戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの京葉ステークス（中山ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、4着に入った。

5月17日、中3週で迎えた12戦目は、ハンデ戦でオープンの栗東ステークス（京都ダート1200m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は藤岡佑介騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

6月14日、中3週で迎えた13戦目は、ハンデG3のCBC賞（中京芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は藤岡康太騎手（3戦1勝）。17頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

7月25日、中5週で迎えた14戦目は、3歳以上1600万下の北九州短距離ステークス（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（4戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

8月22日、中3週で迎えた15戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下の越後ステークス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のシルクビッグタイムに2馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

9月5日、中1週で迎えた16戦目は、BSN賞（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月13日、約3か月半の休み明けで迎えた17戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、G3のカペラステークス（中山ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

5歳（2010年）

1月10日、中3週で迎えた18戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのジャニュアリーステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。

2月27日、中6週で迎えた19戦目は、千葉ステークス（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（5戦1勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

4月18日、中6週で迎えた20戦目は、ハンデ戦でオープンの京葉ステークス（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（3戦1勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。

6月5日、中6週で迎えた21戦目は、ハンデ戦でオープンの天王山ステークス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（6戦1勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入った。

8月1日、中7週で迎えた22戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのNST賞（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアイルラヴァゲインに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月4日、中4週で迎えた23戦目は、BSN賞（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた24戦目は、エニフステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（7戦1勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい7着に終わった。

11月28日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、太秦ステークス（京都ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に敗れた。

6歳（2011年）

1月9日、中5週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた26戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのジャニュアリーステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

2月26日、中6週で迎えた27戦目は、千葉ステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

9月3日、約6か月半の休養明けで迎えた28戦目は、BSN賞（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（2戦1勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

10月8日、中4週で迎えた29戦目は、オパールステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（8戦1勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

10月23日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、信越ステークス（新潟芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

11月26日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた31戦目は、G3の京阪杯（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

12月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた32戦目は、ラピスラズリステークス（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高倉稜騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた33戦目は、ハンデ戦でオープンの2011アンコールステークス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（9戦1勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

7歳（2012年）

1月28日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた34戦目は、ハンデG3のシルクロードステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（10戦1勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

2月4日、連闘で迎えた35戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、すばるステークス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

2月25日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた36戦目は、千葉ステークス（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（11戦1勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

4月8日、中5週で迎えた37戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、春雷ステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

4月15日、連闘で迎えた38戦目は、ハンデ戦でオープンの京葉ステークス（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（12戦1勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

6月10日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた39戦目は、天保山ステークス（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（13戦1勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

7月22日、中5週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた40戦目は、G3のアイビスサマーダッシュ（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（3戦1勝）。18頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。6着に入り込んだ。

8月19日、中3週で迎えた41戦目は、ハンデG3の北九州記念（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島良太騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた42戦目は、G2のセントウルステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（4戦1勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず13着に終わった。

10月7日、中3週で迎えた43戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、オパールステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた44戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの京洛ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

12月9日、中4週で迎えた45戦目は、尾張ステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島良太騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって10着に終わった。

8歳（2013年）

1月6日、中3週で迎えた46戦目は、ハンデ戦でオープンのジャニュアリーステークス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

1月14日、連闘で迎えた47戦目は、淀短距離ステークス（京都芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（5戦1勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

4月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた48戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、春雷ステークス（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた49戦目は、福島民友カップ（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤工真騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のフォーエバーマークに1馬身3/4の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

6月16日、中6週で迎えた50戦目は、G3の函館スプリントステークス（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（2戦1勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見所を作れず12着に終わった。

7月28日、中5週で迎えた51戦目は、G3のアイビスサマーダッシュ（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤工真騎手（3戦1勝）。18頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた52戦目は、ハンデ戦でオープンのNST賞（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤工真騎手（4戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

9月29日、中5週で迎えた53戦目は、G1のスプリンターズステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で伊藤工真騎手（5戦1勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた54戦目は、オパールステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（14戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

9歳（2014年）

4月13日、約6か月の休養明けで迎えた55戦目は、春雷ステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は伊藤工真騎手（6戦1勝）。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はタレてしまい15着に終わった。