レース展開

ヤマメクィーンが全馬を引き連れる形、そのあとを追走するフレーズタルト

先手を取ったのはヤマメクィーン。リードを1馬身ほど保ってレースを牽引。単独の2番手にフレーズタルトが続く。そのあと、ジェットマックスが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、グッドグロウスは中団前目。ベストオーシャンは中団馬群の真ん中あたりを追走。プレストマーヴェルは中団後方の位置。その直後、ビーマイセルフが7番手。後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはノブノキャット。後方2番手の位置で息を潜めて脚を溜めるのはグルナピーク。シンガリにデルマスソバライがいる隊列で最初のコーナーを通過。

能登半島地震復興応援杯（93）、出脚よく端を取ったヤマメクィーンが不屈の勝負根性で粘り込んで最後は鼻差の激戦を制す

先頭はヤマメクィーンでリードは1馬身。単独の2番手にグッドグロウスが続く。そのすぐ後ろ、フレーズタルトが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、先頭をひた走る2番人気のヤマメクィーン。そのままヤマメクィーンが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後はグイグイと追い迫った1番人気のグッドグロウスをハナ差で抑え込み勝利を手中に収めた。2着のグッドグロウスから9馬身差の3着には、中団の位置から天性の敢闘精神でゴールまで力闘したプレストマーヴェルが入った。