猪苗代特別

レース展開

アントウェルペンが馬群をリードする形、少し離れた2番手にセイカフォルトゥナが続く

ハナを切ったのはアントウェルペン。リードを2馬身以上キープして一団を引っ張っていく。単独の2番手にセイカフォルトゥナが続く。2馬身以上差があって、エスジーブルームが3番手の絶好位につける。その直後、リアルアヴェニューは好位を確保。先団後ろのポジションにいるのはセブンサミッツとミラクルセッション。少し間隔を置いて、コスタパルメーラは中団前目。ヒカリアスティルは中団馬群のど真ん中を追走。モエレエンデバーは中団後方の位置取り。続いて、サンマルデュークとメイショウドレイクが10番手。パワースポットは後方4番手に待機して他馬の様子を見ながらの競馬。後方2番手の位置で悠悠と構えるのはタイガースラムとナムラビスマルク。最後方にアイノグローがいる隊列で最初のコーナーを通過。

猪苗代特別、セブンサミッツがベテラン馬の矜持を見せる様な躍動感溢れる走りで優勝

先頭はセイカフォルトゥナでリードは1馬身。2番手にアントウェルペンとエスジーブルームが続く。その後ろ、セブンサミッツとリアルアヴェニューが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続けるセイカフォルトゥナ。そのまま押し切るかに思われたが、好位にいたセブンサミッツが一気に末脚を伸ばしてセイカフォルトゥナを交わすと、最後はクビ差先着してトップでゴールを駆け抜けた。2着のセイカフォルトゥナからクビ差の3着には、2番手の位置からじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったエスジーブルームが入った。そこから1馬身遅れた4着には、好位で直線を迎えたリアルアヴェニューが入線、さらにクビ差の5着には、後方4番手にいた1番人気のサンマルデュークが食い込んだ。2番人気のパワースポットは後方4番手にいたが伸びが甘くなり7着に敗れた。