鞍馬ステークス

レース展開

アスターエンペラーが後続を率いる展開、その少し後ろを追走するバクシンカーリー

アスターエンペラーが果敢にハナを切り、リードを2馬身以上確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にバクシンカーリーが続く。少し間が空いて、テイクザホークが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、マルカベストは中団前寄り。エイシンパンサーは中団馬群の真ん中付近を追走。2馬身以上差があって、キヲウエタオトコは中団後方の位置。その直後、ベイリングボーイが7番手。後方2番手の位置でひっそりと脚をタメるのはトップオブピーコイとスーパーワシントン。どん尻にブルースターキングがいる隊列で最初のコーナーを通過。

鞍馬S、ベイリングボーイが戦前の低い評価を物ともしない力闘を見せて勝利を物にする

先頭はアスターエンペラーでリードは2馬身以上。2番手にテイクザホークとバクシンカーリーが続く。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、5番手から抜け出したのはキヲウエタオトコ。そのまま押し切るかに見えたが、中団後方にいた8番人気のベイリングボーイが豪快に末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。2着には、中団の位置から持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたキヲウエタオトコが続き、2着とクビ差の3着には、後方2番手の位置からパワフルな末脚を繰り出した9番人気のスーパーワシントンが入った。1番人気のマルカベストは中団前目にいたが見せ場なく6着に敗れた。2番人気のバクシンカーリーは2番手にいたが最後一杯になって10着に敗れた。