2009メモリアルウオッカカップ

レース展開

マイネルオスカルが集団を引き連れる形、直後の位置にギラーミンが続く

マイネルオスカルが逃げる恰好となり、後続との差を1馬身ほどキープして一団を牽引。単独の2番手にギラーミンが続く。少し間が空いて、ゲンパチルシファーが3番手の絶好位につける。そこから少し離れたところにメモリーコウが進む。さらに2馬身以上差があって、レコンキスタは中団前寄り。クレスコブレイブ、グーテンターク、ワンダーウマスらは中団馬群の真ん中を併走。2馬身以上離れて、ヴォカツィオーネは中団後方の位置取り。さらに少し間隔を置いて、後方5番手で腰を据えて折り合いをつけるのはジョースターライトとジャストコーズ。後方2番手の位置でユッタリと構えるのはメイショウテンダン。少し離れたどん尻にブリッツシュラークがいる隊列で最初のコーナーを通過。

2009メモリアルウオッカC、メモリーコウが天授のレースセンスを駆使した巧妙な内容で勝つ！

先頭はマイネルオスカルでリードは体半分。2番手にギラーミンとメモリーコウが続く。2馬身以上差があって、ゲンパチルシファーとワンダーウマスが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手にいたメモリーコウが目を見張るような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身1/4の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、4番手の位置からビュッとキレる脚で猛進した2番人気のワンダーウマスが続き、2着と1馬身半差の3着には、同じく4番手の位置から力強い脚捌きでゴールまで頑張った1番人気のゲンパチルシファーが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、2番手で直線を迎えた13番人気のギラーミンが入線した。