2歳新馬

レース展開

サクラスウィープが全馬を率いる展開、そのあとを追走するサクセスサーマル、キングロッチ、エクリチュール

サクラスウィープがハナを奪い、リードを1馬身ほど保って集団を先導。2番手にサクセスサーマル、キングロッチ、エクリチュールらが並ぶ。そのあと、タイフーンクラス、アラビアンスター、クニノユメオーらが5番手の好位につける。その1馬身後ろ、ウイングオブゴットとマイネルスペランザは中団前寄り。ボストンクエスト、オメガグッドラック、ナイキアプロード、ワールドグランプリらは中団後方の位置。2馬身以上空いて、後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはセイシンヤマト。後方2番手の位置で息を潜めて脚をタメるのはスマートミリオン。少し離れたどん尻にシルキーメインがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ナイキアプロードが中団後方から鮮やかな末脚を爆発させて前の馬たちをきっちりとねじ伏せる

先頭はサクラスウィープでリードは半馬身。2番手にタイフーンクラスが続く。そのすぐ後ろ、ボストンクエスト、サクセスサーマル、キングロッチらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手から抜け出したのは13番人気のタイフーンクラス。そのまま押し切るかに思われたが、中団後方にいたナイキアプロードが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた8頭を交わし、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を掴み取った。2着には、2番手の位置から持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いた13番人気のタイフーンクラスが続き、2着とアタマ差の3着には、3番手の位置から長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったボストンクエストが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、中団で直線を迎えた2番人気のオメガグッドラックが入線、さらに1馬身半差の5着には、同じく中団にいたクニノユメオーが食い込んだ。1番人気のウイングオブゴットは中団後方にいたが見せ場なく12着に敗れた。