2歳新馬

レース展開

ムーヴィングが馬群を引っ張る展開、体半分差の2番手にチョウリアリティが続く

ムーヴィングが端をきる形となり、体半分のリードで馬群を牽引。2番手にチョウリアリティが続く。その後ろ、ガブリヨリが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、マースゴールドは好位を奪取。先団後ろのポジションに付けたのはオウケンキング。その1馬身後ろ、ペプチドシャプネスとクリスエステソーロは中団前目。トランシャンは中団馬群のど真ん中を追走。ナンヨーブルジョンは中団後方の位置。マンナムは後方5番手に待機して前方各馬の出方をうかがう。後方5番手で腰を据えて折り合いをつけるのはスターフォースとキングズテソーロ。後方2番手の位置でじっと我慢して力をタメるのはマリオ。ポツンと離れたどん尻にタガノブディーノがいる隊列で最初のコーナーを通過。

マリオが中団後方から切れ味光る差し脚を繰り出して前方の各馬をまとめて交わす

先頭はムーヴィングでリードは体半分。2番手にチョウリアリティが続く。そのあと、マースゴールドとクリスエステソーロが3番手。1馬身離れて、ペプチドシャプネスとオウケンキングが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、中団後方にいたマリオが鮮烈な末脚を炸裂させ前にいた8頭を交わし、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。2着には、後方2番手の位置から目覚ましい伸び脚で猛追したマンナムが続き、2着とクビ差の3着には、中団前目の位置から力強い脚捌きでゴールまで頑張ったトランシャンが入った。そこから半馬身遅れた4着には、逃げ粘ったムーヴィングが入線、さらにアタマ差の5着には、先行勢の後ろにいたオウケンキングが食い込んだ。1番人気のペプチドシャプネスは先行勢の後ろにいたが見せ場なく6着に敗れた。2番人気のクリスエステソーロは好位にいたが最後一杯になって13着に敗れた。