ナンヨーブルジョン（2015年生、母ミリアム）

経歴

デビュー前

2歳のとき、追分ファームから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、中村徳也によって1,242万円で落札された。

2歳（2017年）

10月29日、デビュー戦は荻野極騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。馬体重は458kg。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

3歳（2018年）

2月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

3月14日、中3週で迎えた4戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のモスアゲートに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月20日、連闘で迎えた5戦目は、3歳（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、ジャンニーナにハナ差交わされて2着に甘んじた。

3月28日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた7戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったコスモミクニグロに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4月24日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のトーセンルドラに1馬身の差をつけて制した。

5月6日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のKジローが応援だ特別（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るコスモミクニグロを半馬身差し切って3勝目をつかんだ。

5月27日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の山桃特別（高知ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（5戦3勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

6月2日、連闘で迎えた11戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3 12（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3 14（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

9月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

9月12日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた14戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

9月28日、中1週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた15戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

10月16日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた16戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

10月25日、連闘で迎えた17戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

4歳（2019年）

3月9日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた18戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

3月17日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上C2 37（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

3月31日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

4月29日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のネオヴァヴェルを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

5月11日、中1週で迎えた23戦目は、かに座特選（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったオオシマテティスに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

5月18日、連闘で迎えた24戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1 12（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のテイエムダイアラシを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

6月2日、中1週で迎えた25戦目は、鳴神月賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた26戦目は、カワセミ賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた27戦目は、クチナシ賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（7戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた28戦目は、秋初月賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた29戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、蘭月賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

8月24日、中3週で迎えた30戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、ガシラスペシャル特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

8月31日、連闘で迎えた31戦目は、令和元年白河特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で郷間勇太騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

9月7日、連闘で迎えた32戦目は、侑生ちゃん祝4歳特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で郷間勇太騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた33戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で郷間勇太騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。