2003ゴールデン ブーツ トロフィー

レース展開

シュアハピネスがハナに立つ展開、そのすぐ後ろを進むゼンノカルナック

逃げたのはシュアハピネス。後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にゼンノカルナックが続く。そのすぐ後ろ、トリリオンカットとアグネスプラネットが3番手の好位につける。2馬身以上離れて、ビワワールドは中団前目。マヤノモーリスは中団馬群の真ん中付近を追走。バアゼルキングとスパルタクスは中団後方の位置。続いて、タマモスプリングが9番手。後方5番手でじっくりと運ぶのはマルブツカイウンとマイネルカスケード。後方2番手の位置で末脚を温存するのはウインジーニアス。少し離れたシンガリにケイエスブリザードがいる隊列で最初のコーナーを通過。

2003ゴールデン ブーツ T、マヤノモーリスが中団前目から強烈な末脚を炸裂させて前の各馬をきっちりと交わす

先頭はシュアハピネスでリードは半馬身。2番手にゼンノカルナックとビワワールドが続く。そのあと、トリリオンカットとアグネスプラネットが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手から抜け出したのはビワワールド。そのまま押し切る態勢だったが、中団前目にいた2番人気のマヤノモーリスが一歩一歩確実に末脚を伸ばしてビワワールドを交わすと、最後はクビ差先着して勝利した。2着のビワワールドから1馬身半差の3着には、中団前目の位置からゴールまでジンワリと伸びたスパルタクスが入った。そこからハナ差遅れた4着には、好位で直線を迎えたトリリオンカットが入線した。1番人気のウインジーニアスは後方2番手にいたがもうひとつ伸びを欠き9着に敗れた。