第43回 セントライト記念 (G2)

レース展開

ボストンキコウシが馬群を率いる形、半馬身差の2番手にカチウマホークが取り付く

先手を奪ったのはボストンキコウシ。半馬身のリードでレースを引っ張っていく。2番手にカチウマホークが続く。続いて、リアルバースデーとインディアンサマーが3番手の好位につける。少し間隔を置いて、エドノラウンドは中団前め。スダビートは中団後方の位置取り。後方2番手の位置で悠悠と構えるのはサクラホクトオーとチョウカイエクセル。最後方にミョウジントップがいる隊列で最初のコーナーを通過。

セントライト記念、サクラホクトオーが中位から強力な末脚を炸裂させて前の各馬をきっちりと交わす

先頭はボストンキコウシでリードは1馬身。2番手にスダビート、インディアンサマー、リアルバースデーらが続く。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手から抜け出したのは2番人気のスダビート。そのまま押し切るかに思われたが、中団後方にいたサクラホクトオーが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利した。2着には、2番手の位置から物凄い伸び脚で驀進した2番人気のスダビートが続き、2着と2馬身半差の3着には、逃げ粘ったボストンキコウシが入った。1番人気のリアルバースデーは2番手にいたが失速して5着に敗れた。