レース展開

シングンジュピターが端に立つ展開、そのすぐ後ろに続くエムエスゴールド

端に立ったのはシングンジュピター。後続との差を1馬身ほど保って一団を引っ張っていく。単独の2番手にエムエスゴールドが続く。そのあと、サンマルビクトリーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはエムエスブランド。その1馬身後ろ、キタノインスパイアは中団やや前。サンラクロスは中団馬群のちょうど真ん中を追走。トーホウロッキーは中団後方の位置取り。ボーランズテソーロは後方4番手に待機して前の動きを静観。後方3番手で折り合いをつけるのはケルンクリエイター。後方2番手の位置でユッタリと構えるのはアシタノカゼ。どん尻にプリティスラッガーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

土古ファイナルまであと25日、サンマルビクトリーが他馬を軽くねじ伏せる圧巻の競馬で断然人気に応える

先頭はサンマルビクトリーでリードは1馬身。単独の2番手にシングンジュピターが続く。その直後、エムエスブランドが3番手。1馬身離れて、サンラクロスが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭を疾走する1番人気のサンマルビクトリー。そのままサンマルビクトリーが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に8馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、中団後方の位置から堅調な伸びを見せたケルンクリエイターが続き、2着と1馬身差の3着には、中団前目の位置から天稟の我慢強さを発揮してゴールまで力走したボーランズテソーロが入った。そこから半馬身遅れた4着には、後方3番手で直線を迎えた10番人気のアシタノカゼが入線した。2番人気のトーホウロッキーは後方4番手にいたが決め手が足りず5着に敗れた。