レース展開

ベルノトライとイヴシャンテマリー

イヴシャンテマリーとベルノトライが並んでハナを切る形となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。ゴールドバンカーが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ミスマルレイナは中団前め。ハッピールミエールは中団後方の位置取り。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いをつけるのはエムティサラ。後方2番手の位置で末脚を温存するのはイッセイフウビ。少し離れたシンガリにサラソウジュがいる隊列で最初のコーナーを通過。

イタリアのガラス彫刻特別3、エムティサラが4角で先団に並びかけるアグレッシブな立ち回りで勝利を手繰り寄せる

先頭はイヴシャンテマリーでリードは1馬身。単独の2番手にゴールドバンカーが続く。その直後、エムティサラが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続ける7番人気のイヴシャンテマリー。そのまま押し切る態勢だったが、絶好位にいたエムティサラが鬼脚を爆発させて突き抜け、最後は後続に4馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、逃げ粘ったイヴシャンテマリーが続き、2着とハナ差の3着には、2番手の位置から天性の我慢強さを発揮してゴールまで力闘した2番人気のゴールドバンカーが入った。1番人気のハッピールミエールは中団後方にいたが見せ場なく6着に敗れた。