寒明け賞

レース展開

ブリアンナが全馬を率いる展開、そのあとを追走するストーミーダンディ

ブリアンナが主導権を奪い、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にストーミーダンディが続く。その後ろ、ジーガークリスタルが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、マサノエリザベスは好位に収まる。先団後ろのポジションに付けたのはシゲルシチフクジン。その1馬身後ろ、ヴィットリオは中団やや前。グットドディユは中団馬群の真ん中付近を追走。ラストラーダは中団後方の位置取り。その直後、ワンダフルワンダーが9番手。メイショウヒマワリは後方5番手で前方各馬の動きを静観。クリスティーナは後方4番手に控えて機をうかがう。後方3番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはヒロノカマオレ。後方2番手の位置でじっとして力を温存するのはグレートエンパイア。最後方にポッドジョーカーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

寒明け賞、ラストラーダが早めに進出する強気な競馬で4勝目を挙げる

先頭はストーミーダンディでリードは1馬身。単独の2番手にヴィットリオが続く。その直後、ラストラーダが3番手。そのすぐ後ろ、ジーガークリスタルが4番手。1馬身離れて、ブリアンナが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるストーミーダンディ。そのまま押し切るかに思われたが、絶好位にいた1番人気のラストラーダが次元の違う末脚を炸裂させてストーミーダンディを捉えると、最後はアタマ差だけ先んじて勝利した。2着のストーミーダンディからハナ差の3着には、2番手の位置から圧巻の末脚を繰り出した2番人気のヴィットリオが入った。そこから3馬身遅れた4着には、好位で直線を迎えたジーガークリスタルが入線、さらに3/4馬身差の5着には、中団にいたシゲルシチフクジンが食い込んだ。