第17回 テレビ埼玉杯 (地方重賞)

レース展開

ベルモントソレイユが隊列を先導、その直後にブローザウインドが続く

逃げたのはベルモントソレイユ。後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にブローザウインドが続く。その直後、エスプリフェザントが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはクリアーザコースト。その1馬身後ろ、ベルモントストームは中団前寄り。カセギガシラは中団馬群のちょうど真ん中を追走。チョウサンタイガーは中団後方の位置。そのあと、グリンセレブが8番手。メンタルシャウトは後方4番手に待機して他馬の様子を見ながらの競馬。後方3番手で腰を据えて折り合いをつけるのはトップギャラント。後方2番手の位置で力をタメるのはマクロプロトン。どん尻にコスモマリオネットがいる隊列で最初のコーナーを通過。

テレビ埼玉杯、チョウサンタイガーが古豪の威厳を顕示する様なパワフルな走りで勝利数を14に伸ばす

先頭はチョウサンタイガーでリードは1馬身。単独の2番手にブローザウインドが続く。その直後、ベルモントソレイユが3番手。1馬身離れて、カセギガシラが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭を疾走するチョウサンタイガー。そのままチョウサンタイガーが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。2着には、先行勢の後ろの位置から持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたカセギガシラが続き、2着とハナ差の3着には、中団後方の位置からパワフルな末脚を披露したグリンセレブが入った。そこから半馬身遅れた4着には、絶好位で直線を迎えたベルモントソレイユが入線した。1番人気のベルモントストームは中団前目にいたが見せ場なく6着に敗れた。2番人気のクリアーザコーストは最後方にいたが末脚不発で12着に敗れた。