ハタチの龍馬賞

レース展開

ヴァランセカズマが後続を引っ張る形、2番手に続くバイーア

ヴァランセカズマが先手を取り、後続との差を1馬身ほどキープしてレースを引っ張っていく。単独の2番手にバイーアが続く。そのあと、モズユウガが3番手の絶好位につける。続いて、スノーショコラは好位を奪取。先団後ろのポジションに付けたのはラムリケティ。その1馬身後ろ、ジャスティンパワーは中団前め。ボスアンルーリーは中団馬群の真ん中あたりを追走。ホーリーキャットは中団後方の位置取り。その後ろ、ジェイケイウルルが9番手。アマリリスロッソは後方5番手で機を待つ。エムオースイートは後方4番手に待機して進出の機をうかがう。後方3番手で腰を据えて折り合いをつけるのはミチノシチリア。後方2番手の位置で力をタメるのはヒューリスティクス。最後尾にエイシンタンチョウがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ハタチの龍馬賞、ジャスティンパワーが武器である先行力を駆使した正攻法の立ち回りで2勝目を手にする

先頭はヴァランセカズマでリードは1馬身。2番手にバイーアとモズユウガが続く。その後ろ、ジャスティンパワーが4番手。1馬身離れて、ラムリケティが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるヴァランセカズマ。そのまま押し切るかに見えたが、絶好位にいた2番人気のジャスティンパワーがぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を掴んだ。2着には、逃げ粘ったヴァランセカズマが続き、2着と半馬身差の3着には、2番手の位置からじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張った1番人気のモズユウガが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたジェイケイウルルが入線、さらにアタマ差の5着には、中団にいた14番人気のエムオースイートが食い込んだ。