第37回 ニュージーランドトロフィー (G2)

レース展開

ワイドファラオが全馬を牽引、その直後を進むメイショウショウブ、ココフィーユ、グラナタス

ワイドファラオが先手を奪い、後続を1馬身ほど離して一団を先導。2番手にメイショウショウブ、ココフィーユ、グラナタスらが並ぶ。続いて、カルリーノとコスモカレンドゥラが5番手の好位につける。その1馬身後ろ、ショーヒデキラとダイシンインディーは中団前目。アガラスは中団後方の位置。後方7番手でじっくりと運ぶのはアフランシール、ホープフルサイン、エリーバラードら3頭。後方2番手の位置で息を潜めて末脚を温存するのはミッキーブラック。少し離れたしんがりにヴィッテルスバッハがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ニュージーランドT、軽快に逃げを打ったワイドファラオが賦性の持続力を発揮して最後は後続をクビ差で振り切る

先頭はワイドファラオでリードは体半分。2番手にココフィーユとミッキーブラックが続く。そのすぐ後ろ、メイショウショウブ、カルリーノ、グラナタスらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先頭をひた走るワイドファラオ。そのままワイドファラオが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後はグイグイと追い迫ったメイショウショウブをクビ差で封じて勝利を掴み取った。2着のメイショウショウブから1馬身1/4差の3着には、後方3番手の位置から切れ味抜群の末脚を発揮した2番人気のヴィッテルスバッハが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた1番人気のアガラスが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、中団前目にいた11番人気のショーヒデキラが食い込んだ。